2011年04月20日
カラダとカラダのコンタクト その3
その後、みんなで好きな方向に歩き、ぱんっと隆夫さんが手をたたいたら、
みんな目をつぶって歩き続ける、ということをやりました。
はじめはとても怖いです。
すると隆夫さんが、「ドラえもんやバルタン星人になってはいけません」と。
人とぶつかることを怖がって、手をぎゅっとにぎっていたり、
手を広げて障害物を避けようとするのではなく、
呼吸をととのえてリラックスして、カラダをひらくといいますか
自分を柔らかくすると、確かに、目をつぶったまま誰かに触れても痛くないです。
その後は誰かとふれたら、積極的にカラダを押したり、体重をかけてみたり、
目をつぶったまま、いろんなことをしました。
またぱんっと音がなって、
目を開いたら、今まで話したこともない人の上にのっていたりしました。
でも、嫌でもなくてむしろ心地よくなんだか不思議です。
ペアになって、ひとりは目をつむり、指先だけつながって、
相手が誘導して動かしてみる、ということもしました。
なかなか難しいですが、すっと気持ちが通じて相手が思い通りに動いたり、
自分も動きやすかったりすると、すっごく気持ちがいいです。
指先が熱い。。。
その後それぞれ、数人のチームで、どう体重を掛け合うか、何をするか考えて
何度も同じ事をやってみたりしました。
ぶつかってます!人にカラダを預ける、というのは難しいです。
でも、うまくカラダをあずけて、力がしっかりぶつかって
いないと観てても面白くないです。
最後はみんなで輪になって、感想を言い合いました。
「大人になってから、人とこんなにふれ合ったことはなくて、幸せな気持ちになった。」
「メンタルとフィジカルは繋がっているんだな、と感じた」
などなど、いろんな意見がでました。
とにかくみんな楽しそうで幸福な時間でした。
Posted by cimarcus at 15:22│Comments(0)
│川口隆夫ワークショップ「カラダとカラダのコンタクト」